Cross Talk
先輩×後輩

建築リノベーション事業部

福地
経営陣との距離が近い会社。
人としてのあり方を学んできました。

北森
夢は大阪支店長。
50億規模の案件を仕切れるようになりたい。

上司

上司

福地 省 Fukuchi Sho

1級建築施工管理技士
2011年7月入社

  • 新卒入社
若手

若手

北森 隆一郎 Kitamori Ryuichiro


2021年3月入社

  • 前職:住宅メーカー(大工)

Reason for joining 前職は大工、
真っ直ぐさが取り柄。
もう少し回りを見るようにと、上長は言う。

北森: この道に入ったきっかけですか?以前は大工だったんです。ハウスメーカーの正社員として働いていました。競技会に出るために、カンナかけの練習なんかもしましたよ。でも大工の仕事だと、家を一軒、建てたらおしまいです。自分の造ったものがどうやって使われているのか、本当に喜ばれているのか。それは想像するしかありませんでした。

もっと、たくさんの人に過ごしてもらい、喜んでもらえるような仕事をしたい。そんな想いを抑えきれなくなって、違う分野の建築に興味を持ちました。そこで出会ったのが、ここ正和工業です。手がけている規模こそ違いますが、建築というくくりで見れば同じです。ただ、大工の時とは違い、自分で手を動かす職人側でなく、指示出しをするところは大きな違いと言えるでしょうか。

入社しての感想ですが、思っていたより難しいなと思いました。現場に行けば何とかなると考えていたものの、それ以前に覚えることがたくさんありました。以前はパソコンすら使ったことは無く、出来上がった図面を支給されて仕事に取りかかる。一方でこちらは、図面を引くところから始めなくてはなりません。ただ幸いなことに、知識は親身になって教えていただけるので、その点で不安はありませんでした。もちろん、入社したての時はそれなりに緊張していましたが、先輩たちにやさしく声をかけていただいたおかげで、会社にも早く馴染むとことができたと感じています。

福地; 彼は真っ直ぐな人間、何をするにも素直さが際立っています。逆に真っ直ぐ過ぎて、前が見えないと思うことがあるくらい。ただ個人的には、この真っ直ぐさは貫き通して欲しいと思っています。考えることは必要ですが、仕事をしていく上で大切なのは素直であること、これが一番です。

北森: 素直を貫け、そうですね、自分では普通なつもりなんですけど(笑)。仕事はまだまだなんで、取り組む姿勢だけは曲げないようにしていきます。

Our style 威圧感を与えない、
友だちのような感覚。
そのスタイルで、
生きていく。

福地: 上司として心がけていることですか・・・私はあたりが軟らかいので、慕われているか舐められているか、区別がつかない時があるんですけども(笑)。基本的には、できるだけ威圧感を与えないようにしています。言葉遣いも「お前」とか言わないし、そもそも上司だから偉いとも思っていません。できれば仲良くしながら、その過程で信頼関係が作れればいいなと思っています。北森君とも、先輩として接するというより、友だち感覚を前に出すようにしています。その部分は伝わっていると思っています。

北森: 厳しい感じの人も、中にはいますよね。

福地: 上司として毅然とした態度を取ることは必要で、そうした姿に憧れたりすることはあります。でも、自分はそっち側の人間じゃない。

北森: ひと言で言えば、すごい良い方です、福地さんは。私が思い浮かべる理想の先輩像、上司像を、再現していていただいている感じ。どんな人でも理不尽な部分はあると思うのですが、福地さんは全くありません。僕の意見を聞いて、ダメな時はしっかりそう言っていただける。いつも丁寧なので、僕としては大満足です。

福地: いやいや、本人が気づいていないだけで、理不尽なことはあると思いますよ。自分の業務でどうしてもうまく行かない時は、イライラしている自覚はあります。彼は良い意味で鈍感なのかもしれませんね。

北森: 不安になるとすぐ電話をかけちゃうんですけど、福地さんはいつもやさしいです。これは正和工業全体に言えることかもしれなくて、同年代の人に聞いても、だいたい働きやすいと言ってます。相性の問題はあるのかもしれませんが、上層部がそこまで目配りしているので、深刻な状態になることは無いと聞いています。

福地: 私が入った頃は24〜5人の会社、それが今では100人を超える規模。ずいぶん会社の様子も変わりましたが、経営陣との距離が近い社風はそのままです。社長や役員に話しかけづらいこともなかったですし、向こうから気にかけていただいたり。人間として大切な姿勢を学ばせてもらったと思いましたし、自分もそうしようと決めたわけです。もう10年以上前のことですね。

Advantages of corporate culture 達成感は人それぞれでも、
社風の長所はみんなに共通。
働きやすい。

北森: いま担当しているのは、小学校の水回り工事です。入社して1年4カ月の間に、ここを含めて4現場を見てきました。偶然というか学校関係が多く、高校の校舎改築なども経験しました。やはり規模が大きいと、出入りする人も増えるので、気を遣う部分は多くなります。特にここは小学校と言うことで、周囲の安全を強く意識するようにしています。

福地: 自分が代理人になった中では、小中一貫校の改修工事が最大でした。規模で言えば3億ほどの案件でした。将来的には、JVの元締めとして、桁違いの案件を手がけてみたいですね。以前、ゼネコンさんと一緒に仕事をした際、総予算は100億でした。私が定年になるまでには、正和工業としてこのレベルの案件を引き受けて、仕切ってみたい。時間はあと30年近くありますので、ぜひ叶えたいと思っています。

北森: 私は大阪が好きなので、大阪支店長を目指します。案件の規模は100億、はちょっと無理そうなので、50億とさせてください。できれば福地さんと一緒にやりたいのですが。

福地: 私は関東で頑張るから、そっちは任せた(笑)。いや真面目な話、正和工業はいま盛り上がっているので、夢はどんどん叶っていくと信じています。特に去年、クレドを作成したことで、社員の意識も変わっています。電気分野の事業部も増えたおかげで、リノベーションに必須の3事業、設備・建築・電気の体制も整いました。

北森: 最近だとリモートの会議の前にクレドを確認したり、スマホにダウンロードしてちょくちょく見るようにしています。管理職の方を中心に、勉強会もやってますよね。

福地: 何より社長が率先して旗振りを行っている、だから上層部の方針もわかり易い形で伝わってきます。一人ひとりが同じ意識を持っていないと会社がバラバラになってしまいますが、そこはしっかり社長が押さえている印象ですね。

北森: 風通しが良い社風、社員みんなの仲が良い。資格も取らせていただけますし、この間の社員旅行も本当に楽しかった。

福地: やりがいとか達成感とかは、人それぞれです。私の場合は、現場が終わった時にこの仕事について良かったと思います。けれど、働く環境については、ひとつの正解があるのではないでしょうか。北森君が言うように、人と人との関係性が良くて、働きやすい。これは正和工業が約束できる、ひとつの価値だと信じています。

他事業部のインタビュー

Other Interview
Go to top